2002.11.1
(末尾にAプログラムの曲目表があります)
去年まで12年間やってきた青山円形劇場から場所を新宿のスペース・ゼロに移して、タイトルも「猫森集会」と変えて、新しいコンサートシリーズが始まりました。四角いステージを客席が四角く取り囲むという、リング風の作りです。アンケートでも「リングだ!」という感想がいっぱいありました。それにしても初日。バリバリにあがりました。あがったというより「固まってた」という方が近いかな。久しぶりなのでコンサートのやり方を忘れてて「プライベートな素のわたし」モードのままステージに出ちゃった、どうしよう…っていう感じ。事務所の古株のおねーさんたちには「初々しくてよかったわよ」「こういうのもいいわよね」などと妙な慰められ方をしました。特に一曲目は、自分の中では「ボロボロ」と表現しても間違いではないってくらいひどかったはずなのに、アンケートでは第一声の「MAY」でとり肌がたってしまいました。やっぱ生はいいですね。(cherry・27歳女)そこまで言われると「そうかも…?」という気になってくるから不思議。うまく歌えたかどうかということと、いい歌が歌えたかどうかということは、別の問題なんですね、きっと。あと、初公開の「神様」という歌の評判がとってもよくて、「よかった」と書いてくれた人がいっぱいいました。嬉しいな。
最初の「MAY」聴いていて涙が出てきました。何故なのかわからないけれども泣けてきてしまって…。(瀧澤誠美・34歳女・栄養士)
「MAY」近年にないくらい成功した一曲目では?((おかむら)・38歳男・よーせつ屋でございます)
きょうは宮内良さんが来てくれました。久しぶりの宮内さんはやっぱりサワヤカ王子様キャラでした。AQが「いやー宮内さんはいつ会っても宮内さんだなー」と変な感想を述べておりました。感想いろいろ。
- なんだかムネがいっぱいで、うまく言葉が出てこないんですが、最近クサリ気味にすごしてきて「どうせ…」とかなげやりだったんですが、今日の浩子さんの歌に感動できて不思議な気持ちです。心に水をもらったみたいです。なんだ、まだ回復できるじゃない! と気付かせてもらいました。(澤木新弥・25歳男・会社員)
- すばらしーーーーーーーーい。選曲、いいーーーーーー!泣いちゃう。ぐしぐし。2002年の猫森集会の選曲大賞をあげよう。て今思うぐらいすごくよい〜〜〜〜。(荻野淳也・27歳男)
- 最近めちゃめちゃ仕事でイライラしていた心がかなり落ち着きました。ありがとうございました!(和田依子・28歳女・派遣)
- すごくしっとりしてて切なくて、泣きそうになって、鳥肌がたちました。(惑星・22歳女・会社員)
- 何か今日のプログラムは、人に会えない歌が多くて、世が世なだけによけいに悲しく、しみました。つらいナァ〜イロイロ。だからよけいに出会うってすごいですね。(ルーク・S・34歳女)
- 久しぶりに、別の意味でバリバリの浩子さんを見られて楽しかったです。(川島孝夫・37歳男・会社員)
- 「星より遠い」は、目下一番聴きたかった曲なので感涙です。見習い君ではないですが、きます。ぐわっと。(ハル・26歳女・会社員)
- 数年ぶりに「生」のリンテンさんに会えました。カンゲキ〜!! 服の色も暖かでしたが、ギターの音色はもっと暖かでした。(ぽらりす・31歳男・プログラマ)
- 今日は初日だというのに、私のお気に入りベスト1&2の「不眠の力」と「恋人の種」がいっしょに聴けて、もう思い残すことはありません。私の普段の行いの良さを集結させたような夜でした。(Moon・33歳女・会社員)
- いろいろあるよね。
- 「再会」と「約束」かなり感動しましたーー。目がうるうるって感じで。彼氏とケンカをしたばかりだったからかもしれません。昨日やっと仲直りをしました。よかったというか何というか。よかった事にしておきましょう! 生きていくのってたいへんですね。(たのぽん・27歳女・フリーター)
- 背中フェチへの第一歩
- 今回はりんてんさんの背中ばっかり見える席でしたが、ギター弾く背中はたとえばりんてんさんのライブでは見られないわけで「職人の背中」みたいでそれはそれでよかったです。(上村ゆみ・31歳女・会社員)
- それはすごい
- 「不眠の力」の倫典ギター、石になった人がコわれていくような、建物が、木がくずれていくような、カタストロフィーな(つくよもり・35歳男・会社員)
- なんせラーメン屋のオヤジだから。
- スモークがもわもわ出ると、私の席からは、浩子さんと倫典さんには神々しいオーラとして見え、AQさんは頭からの湯気に見えました。(miyuki・27歳女・VBプログラマとして日々苦労中)
- それはよかった。
- 本もののタレント(ひろ子さん)にあえてうれしいです。(あやちゃん・7歳女・小学2年生)
- 身も蓋もないっつうか
- ピックをくわえた倫典をみて「ああ、これが暗闇に浮かぶ出っ歯か」と…。(さとる・32歳女・会社員)
- 無理無理
- 開演前のピアノのインストゥルメンタルの曲目もだいぶ変わりましたね。時々曲のタイトルがどうしても思い出せないのもあって、どこかに「ただ今流れている曲は〜〜〜です…」というようなテロップが出ればいいのに、と思いました(無理か)(天空歌集ナッツ・37歳男・会社員)
- がんばれ〜
- 私もお芝居をよく見に行きます。そしてお芝居をやってもいます。小さな所でありますが。ずばり、お芝居もやる方が楽しいです! でもやればやるほどビンボーになるのがツライところです。(小林加代子・29歳女・アルバイト)
- その異次元は違う扉では…
- ふつうの演劇も良いですが、30〜40人はいればいっぱいの小劇場での大学演劇とかもなかなか面白いです。友人・知人が目の前で演技していて、異次元度さらにアップ(うたねこ。・22歳女・学生)
- 想像力が勝手な路地を曲がっていく
- 「不眠の力」は聴いていると、夜の砂漠の中を一人、放心したように歩く中世の王女って図がうかぶんですが、夜の砂漠ってけっこう冷えるので、そんな服じゃ風邪ひくぞー、とか思いながら聴いてました。(るなねこ夕霧・29歳男・よろずエンジニア)
- 楽しい通学ソング
- 私が子供の頃の浩子さんの歌は、子供が歌うような明るい歌はどちらかというと少なく、私はあまり内容を考えずに「あたしの恋人」や「桜貝」などを、学校の帰りに大声で歌いながら帰っていました。(チョコロ)
- 「嘘から出たまこと」「病は気から」などのコトワザが思い浮かびました。
- 今日のコンサートに来るために、3日前から風邪のふりをしてました。で、今日は早退して来ようと思っていたのですが、本当に風邪がひどくなり、おもいっきり早退して注射うってもらって来ました。(うり子さん・34歳男・うり子です)
- 20年前の習性が今も…
- 何歳になっても、てんぷらさんらいずを聞くと「起きなきゃ」と思います。(匿名・34歳女・会社員)
Aプログラム 曲目(谷山登場)
01.MAY
(AQ登場)
02.すずかけ通り三丁目
03.ポンビイ・クラウンの片思い
(倫典さん登場)
(テーマ「恋人」)
04.あたしの恋人
05.恋人の種
(テーマ「なんてことするんだ」)
06.てんぷら★さんらいず
07.不眠の力
(テーマ「に」)
08.さよならのかわりに
09.鳥は鳥に
10.河のほとりに
(テーマ「都市の夜景」)
11.電波塔の少年
12.地上の星座
(テーマ「二文字熟語」)
13.神様
14.再会
15.約束
(最後の歌)
16.会いたくて
(アンコール)
17.星より遠い