谷山浩子のファンの世代分離について '93 1/5 花田英輔@長崎大学                     (hanada@cc.nagasaki-u.ac.jp)  谷山浩子が歌手デビューして既に20年。生まれる前から歌手をしているだけ あって(^_^;)その間の変化はなかなか大きい。そこでファンにも世代分離が発 生しており、それぞれ特徴を持っている。以下にその分類を述べる。  第0世代  第0世代とは基本的にメジャーデビュー前からのファンを指す。(メジャーか どうかの線引はここでは省略)簡単にいえばステージ101出演のころ、又はそ れ以前からのファン。(いるんですなこれが。)  第1世代  メジャーデビュー(その1)であるヤマハポプコンのころ、またはそこからそ の後しばらくやっていた小室等さんのバックバンドメンバーだったころからのファ ン。簡単にいえばLP「ねこの森には帰れない」からLP「もうひとりのアリス」 あたりまで。  第2世代  ラジオ関西でのDJ(番組名は「ギャルギャルコーベ」)からの大ヒット曲「 カントリーガール」出現以後、かの有名なANNが始まるまでの間からのファン。  このころの浩子さんのDJぶりの変化はすごかった。  作品的にいってもLP「ここは春の国」までで一旦作風が切れていると言って も過言ではあるまい。(えらく力説してるな、、、)  第3世代  いわゆるラジオ派。ANN(オールナイトニッポン木曜第2部)、「ニャンニャ ンしてね」など一連のニッポン放送でのDJ時代からのファン。「サクロン」の CMや「Desert Moon」もこのころなのでこの世代のファンは多い。  第4世代  いわゆる「みんなのうた」派。「恋するニワトリ」以来4曲(?)の名曲を産 んだNHK「みんなのうた」を聞いて育った(^_^;)ファン。  第5世代(仮称)  いわゆる作家派。サンリオ、コバルト文庫などシリーズ化した作品を読んでの ファン。(「谷山先生」の呼称はここから始まる。)それ以前に出していた「谷 山浩子童話館」とは極端に違う作風といえる本ばかりである。  第6世代(仮称)  第4世代よりも後で、かつ「みんなのうた」と無関係にファンになった最新世 代。一応CD「お昼寝宮・お散歩宮」以降のファンをここに分類している。ちな みに「お昼寝宮・お散歩宮」はLPとして発売された最後の作品となった。  「歪んだ王国」が出てから半年、、、この作品では特に大きな変化はなかった と考えられ、世代が別れることもなかったと思われる。  などと書いてみたものの、「ファンになった時」というのは結構むづかしいも ので、私も皆さんの自己紹介を読んでその範囲で判定してますから違っていても ごかんべんを、、、