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97.1.12
10日にいろいろ寒かったせいか、またちょっと風邪ぎみ。葛根湯をお湯にとかして飲んだ。う〜。1月1日にホームページの壁紙を謹賀新年にして以来ずっとなんにもしてなかったので、N氏に「そろそろなんとかしたほうが〜」と言われて、確かにむちゃくちゃサボってるなと気がついて、とりあえずリンクの修正と日記の整備だけやってみた。でもアタマいたいぞ。う〜う〜う〜〜〜。
すいません。またちゃんと書きます。
日記は一日一ページにしないでダーッと続けて書いていく方が書きやすそうなので、そういうふうに変えてみた。上から下へダーッと。読む人のことぜんぜん考えてないな。でも何も書かないよりはマシだもんね。うん。
97.1.16
喫茶店でカックロをやっていたら、となりのボックスに座った若い女性の二人連れがしきりに怒りながら何かしゃべっている。「関係を改善する」とか「取り決めを守る」とか言っているので、仕事のことでも話してるのかと思ったら、な〜んとこれがオトコの話なのだった。
「ちゃんと話し合って前向きに変えられるところは変えていこうって言ってるのに、あの人『俺は俺だから変わりようがない』なんて言って」まじめに考えようとしない、と彼女はプンプン怒っていた。
アンタの恋愛は組合活動か? と思わずツッコミを入れたくなった。わたしが男だったら、もし彼女や奥さんに「ダーリン、わたしたちの関係をよりよいものにするために話し合いをしましょう」なんて言われたら「オーケイ、ハニー。僕達の関係をよりよいものにするために今すぐ別れよう」と答えるね。日本人の場合、こういうことを言うのってたいてい女性だという気がする。なんでだろう。やっぱり女性誌なんかの影響なのかなあ。
こういう彼女を放っておくと「ダーリン、今週は1回もエッチなしだったわね。これはふたりの間の取り決めに違反しているわ。でも前向きに考えましょう。あなたの立場に立って考えるわね。オーケー、最近あなたは仕事がたてこんで疲れている。だから今は仕方ないわ。そのかわりヒマになる来月に、埋め合わせとして旅行に行くっていうことでどうかしら?」てなことを言い出すに違いないのだ。ある種の女性誌の「彼とポジティブな関係を築けていますか?」みたいな特集に出てくるいい女はこういうしゃべり方をする。ポジティブもクソもあるかい(あ、なんか下品)。好きな男との間なんだから、気に入らないことがあるなら、甘えるなりすねるなり暴れるなり自由にやればいいのだ。うまくいくカップルというのはそれでうまくいく。それで壊れたこともわたしは過去にあるけど、それで壊れる仲というのはそれだけのものなのだ。
97.1.19
ひさしぶりにホロヴィッツとミケランジェリの弾くショパンを続けて聴いて、いや〜もう浸った浸った。ホロヴィッツのピアノはすごく官能的、つまりエッチな感じがする。生命感にあふれてキラキラしてる。ミケランジェリは月の光のように冷たくとぎすまされていて、夜のショパンという感じ。ミケランジェリが弾くと、ショパンってこんなにいい作曲家だったのか〜と驚く。どれもこれもものすごくいい曲にきこえる。「きこえる」なんて失礼な言い草だけど、ほんとにそうなんだもん。
そのあとは自画自賛モードにはいってしまいました。「はじまりの丘」。なんかむちゃくちゃいいような気がしてきた。歌詞を読んでたら背中がゾワゾワした。自分で作ったものに自分で酔えるとは、わたしってシアワセな奴かも〜。
97.1.21
カックロにはまっている。ひさしぶり。カックロというのはニコリのパズルだけど、オリジナルパズルなのかどうかは知らない。他のところで「サムラインクロス」とか呼んでるのを見たから、オリジナルじゃないのかもしれない。それとも余所が勝手にパクってるのかな?
そういえば何かの雑誌に日本で最初のパズル専門誌は「パズラー」だと書いてあったけど、ニコリの方が古くないか? わたしのおぼつかない記憶では、「パズラー」の創刊の時にニコリはもうあったと思うんだけど〜。直販だから無視されてるのか? まさかパズルの記事を書こうという人がニコリを知らなかったなんてことがあるだろうか??
わたしはニコリが好きだ。あんなにレベルの高い雑誌をあんなに楽しそうに軽々と作り続けている人たち、ただ質の良さだけで売れ行きを伸ばして、日本のパズル文化を縁の下で強力に動かしている人たち。長生きしてほしいと思う。あれほどの頭脳が、たいして儲からない(に決まってる)、表舞台とは言いにくい変な遊び場みたいなところにワサワサ集まってると思うとキモチがいい。
わたしがカックロに本格的に熱中した前回は、もう何年も前だ。「ペンシルパズル本・カックロ」の2が出たくらいの頃だった、確か。でもあの頃より今の方がアタマがよくなってるような気がする。気のせいか。体力と記憶力以外は、なんでも昔より今の方がすぐれているような気がしてしまう。わたしってシアワセな奴かも〜again。
だけどけっこう間違える。なんか途中で合わなくなってよく見ると「1+3+5=8」みたいなことをヘーキでやってたりする。それと、二桁程度の足し算がけっこうパッとできないのだ。気がつくと口の中でブツブツ言いながらやっている。「4+9+3+6」なんていうのを「4+6」と「9+3」にわけて足したりする。結果が出てもなんとなく自信なくて別の組み合わせでもう一回やってみたりする。計算能力むちゃくちゃ低い〜。
N氏のお父さんは亡くなる一年くらい前にカックロをやっていたことがあって、なんか全部方程式たてて解いて「あんまりおもしろくない」と言っていたそうだ。うーん。確かにそれはあんまりおもしろくないかも〜。
というわけでわたしの横には今、カックロのペンパ本が山積みになっている。ニコリを知らなくて「見てみたい」と思うヒトは、大きめの本屋さんのパズルのコーナーに行くとたいていあります。町の小さい本屋さんにはほとんどありません。カックロの他にもスリザーリンクとかおもしろいパズルがいっぱいあるからぜひやってみてね。文系パズルもいろいろあるよん。
97.1.28
いつだったか、N氏がゴキゲンで谷山浩子の歌を歌っていた。「目〜が〜覚めてよ〜こ〜見るとき〜み〜が……あれ、変だな。歌詞が合わない。め〜が〜覚めてよ〜こ〜見るとき〜み〜が〜……? ねえねえ、このあとの歌詞ってなんだっけ」「あのね」とわたしは教えてやった。「その歌は歌詞は『パジャマの樹』だけどメロディは『PUPPY』なの。合わないのはあたりまえなの」N氏はなかなか納得しなかったけど、わたしが正しい『パジャマの樹』のメロディを教えたらやっとおとなしくなった。
で、きのうのN氏のテーマソングはめずらしくも『渚のライムソーダ』だった。「ライムライム、ライムソーダ……変だな、あとの歌詞が出てこない〜。ライムライム、ライムソーダ……」同じところばかり繰り返して歌ってる。それにしても歌詞も違うけど、曲もバリバリに間違っている。「このあとの歌詞って何だっけ」と聞くからまた教えてやった。「あのね、その歌は歌詞は『ライムソーダ』(の間違いバージョン)だけど、曲は『はじまりの丘』で以下略」「え〜そうだっけ(ものすごく不満そうな顔)」……PUPPYとパジャマの樹ならわからないでもないけど、『ライムソーダ』と『はじまりの丘』ってぜんぜん曲の感じ違うじゃん〜〜〜。この人ってもしかしてほんとの**かも〜。
97.1.29
読売新聞日曜版のホームページ関連の取材があった。記者の長井さんは、なんとたほいやさん(room.asobo参照)のお友達だということで、取材よりゲームの話で盛り上がってしまった。「たほいやは、同じ世代の同じタイプのメンバーでやるぶんにはいいんですけど、異分子がはいるとメチャクチャになりますね。以前、女子高生をひとり入れてやったんですけど、常識ないからヒッカケがヒッカケにならないんですよ〜」なんとその女子高生は「まおとこ」という言葉を知らなかったそうで「まおとこほんだ」という問題で(この言葉ほんとに広辞苑に載ってるそうです。興味あるヒトは調べてみてください)みんな「間男」で必死にヒッカケを考えてたのに、彼女だけ「ギリシャの魔王のトコホンダ」などというとんでもない答を作っていたそうだ。なんかそれってすでにたほいやじゃないような気が〜。
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