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97.1.16
- 喫茶店でカックロをやっていたら、となりのボックスに座った若い女性の二人連れがしきりに怒りながら何かしゃべっている。「関係を改善する」とか「取り決めを守る」とか言っているので、仕事のことでも話してるのかと思ったら、な〜んとこれがオトコの話なのだった。
「ちゃんと話し合って前向きに変えられるところは変えていこうって言ってるのに、あの人『俺は俺だから変わりようがない』なんて言って」まじめに考えようとしない、と彼女はプンプン怒っていた。
アンタの恋愛は組合活動か? と思わずツッコミを入れたくなった。わたしが男だったら、もし彼女や奥さんに「ダーリン、わたしたちの関係をよりよいものにするために話し合いをしましょう」なんて言われたら「オーケイ、ハニー。僕達の関係をよりよいものにするために今すぐ別れよう」と答えるね。日本人の場合、こういうことを言うのってたいてい女性だという気がする。なんでだろう。やっぱり女性誌なんかの影響なのかなあ。
こういう彼女を放っておくと「ダーリン、今週は1回もエッチなしだったわね。これはふたりの間の取り決めに違反しているわ。でも前向きに考えましょう。あなたの立場に立って考えるわね。オーケー、最近あなたは仕事がたてこんで疲れている。だから今は仕方ないわ。そのかわりヒマになる来月に、埋め合わせとして旅行に行くっていうことでどうかしら?」てなことを言い出すに違いないのだ。ある種の女性誌の「彼とポジティブな関係を築けていますか?」みたいな特集に出てくるいい女はこういうしゃべり方をする。ポジティブもクソもあるかい(あ、なんか下品)。好きな男との間なんだから、気に入らないことがあるなら、甘えるなりすねるなり暴れるなり自由にやればいいのだ。うまくいくカップルというのはそれでうまくいく。それで壊れたこともわたしは過去にあるけど、それで壊れる仲というのはそれだけのものなのだ。
97.1.21
- カックロにはまっている。ひさしぶり。カックロというのはニコリのパズルだけど、オリジナルパズルなのかどうかは知らない。他のところで「サムラインクロス」とか呼んでるのを見たから、オリジナルじゃないのかもしれない。それとも余所が勝手にパクってるのかな?
そういえば何かの雑誌に日本で最初のパズル専門誌は「パズラー」だと書いてあったけど、ニコリの方が古くないか? わたしのおぼつかない記憶では、「パズラー」の創刊の時にニコリはもうあったと思うんだけど〜。直販だから無視されてるのか? まさかパズルの記事を書こうという人がニコリを知らなかったなんてことがあるだろうか??
わたしはニコリが好きだ。あんなにレベルの高い雑誌をあんなに楽しそうに軽々と作り続けている人たち、ただ質の良さだけで売れ行きを伸ばして、日本のパズル文化を縁の下で強力に動かしている人たち。長生きしてほしいと思う。あれほどの頭脳が、たいして儲からない(に決まってる)、表舞台とは言いにくい変な遊び場みたいなところにワサワサ集まってると思うとキモチがいい。
わたしがカックロに本格的に熱中した前回は、もう何年も前だ。「ペンシルパズル本・カックロ」の2が出たくらいの頃だった、確か。でもあの頃より今の方がアタマがよくなってるような気がする。気のせいか。体力と記憶力以外は、なんでも昔より今の方がすぐれているような気がしてしまう。わたしってシアワセな奴かも〜again。
だけどけっこう間違える。なんか途中で合わなくなってよく見ると「1+3+5=8」みたいなことをヘーキでやってたりする。それと、二桁程度の足し算がけっこうパッとできないのだ。気がつくと口の中でブツブツ言いながらやっている。「4+9+3+6」なんていうのを「4+6」と「9+3」にわけて足したりする。結果が出てもなんとなく自信なくて別の組み合わせでもう一回やってみたりする。計算能力むちゃくちゃ低い〜。
N氏のお父さんは亡くなる一年くらい前にカックロをやっていたことがあって、なんか全部方程式たてて解いて「あんまりおもしろくない」と言っていたそうだ。うーん。確かにそれはあんまりおもしろくないかも〜。
というわけでわたしの横には今、カックロのペンパ本が山積みになっている。ニコリを知らなくて「見てみたい」と思うヒトは、大きめの本屋さんのパズルのコーナーに行くとたいていあります。町の小さい本屋さんにはほとんどありません。カックロの他にもスリザーリンクとかおもしろいパズルがいっぱいあるからぜひやってみてね。文系パズルもいろいろあるよん。
97.5.21 9:35
- 突然ですが、ロイヤルホストでタイ料理フェアが始まりました。わたしはスパイス類がこの世のものとも思えないくらいスキで、辛いものはククレカレーの中辛でも食べられないというチョーアンビバレントな女なので、タイ料理はまさに鼻先ニンジンってやつなのです。でもロイホはさすがお子様のご利用の多いファミレス、ちゃんと辛さ表示がしてあって、辛くないと書いてあるものはほんとに辛くなかった。さつまあげみたいなの(これがわたしの限界)と、チキンのちまきみたいなのが、おいしかった。おいしかった。おいしかったです〜〜〜。辛いタイ料理はもっとおいしいんだろうな〜〜。次に生まれてくる時は辛いもの食べられるヒトに生まれてくるぞ。
98.8.8
- 英英辞典を買いました。で、ながめていたらいくつか発見したことがありました。その1。ミュージシャンのことを「アーティスト」っていうのがなんとなく違和感あったんですが、その「アーティスト」って芸術家の「artist」じゃないんですね。発音は同じでも綴りちがいの「artiste」っていう言葉があるのでした。今まで知らなかった。「プロの歌手、ダンサー、俳優など、ショーをやる人のこと」だそうです。ぜんぜん偉そうでもなんでもないのでした。その2。今までずっと、「シンガーソングライター」は和製英語だと思っていた(たしか誰かがそう言っていた)のですが、普通の英語でした。英和辞典にも出てました。意味は「シンガーソングライター(歌手兼作曲家)」…いいなあ、「歌手兼作曲家」って。職業欄に今度からそう書こうかな。
98.8.30
- 「ああ零戦」という映画のビデオを見ました。ゼロ戦と特攻隊をテーマにした重い映画でしたが、見終わって思ったのは「太平洋戦争当時の日本ってオウム真理教みたい」ということでした。国をあげてオウムをやってたんですね……でも教団と違って、国の戦争は「はいらない」という選択肢がないから、ほんとに地獄ですね。「わたしが特攻を命じられたら、こっそり逃げて投降して敵の捕虜になって生き延びる」と思ったけど、そんなのは1998年の今ビデオで見てるから思えることなんでしょうね。
98.10.9
- またニコリのパズルにハマってます。今まではスリリンとカックロをいったりきたりしてたのですが、ここに来て急に他のもやるようになりました。ぬりかべ、四角に切れ、ひとりにしてくれ、などをやっています。スリリンやカックロほどうまくいきません。ナミダマークのなんて全然解けない。慣れてないせいなのかどうか。もうしばらくやってみます。あ、今いちばん好きなのは「ケイだけクロス」なんですが、めったに出てこないので残念です。クロスワードはパズルの要素の強い物の方がおもしろいですね。
98.10.13
- わたくしはあいかわらずニコリにハマってますが、ハマりパズルが変わりました。「へやわけ」と「フィルオミノ」。いや〜、ニコリってほんっとに宝の山だったんですね。初めて懸賞にも応募しちゃいました。特製フリースタンドほしいな〜。フリースタンドってなんだろうな〜。
98.10.22 11:30
- 朝6時から起きて、ぬりかべ(パズル)やってました。だいぶ上達しました。しかしペンシルパズルが上達しても何の役にも立たんな〜。
99.9.27(月)
- インターネットでアメリカのクリニックからサプリメントを輸入するという、なんか今どきの女性雑誌の記事みたいなことをやってしまいました。だってアメリカのサプリメントってすごくいろんな成分がはいってて憧れてたんだもんーー。胃腸にやさしいビタミンC(バッファードCというそうな)とか、日本では売ってないし。そのバッファードビタミンCと、B群がなんでもはいってるやつと、マルチミネラル(これがまたすごくいろいろはいってる)を買いました。
で、飲み始めたんですが、体調にどう変化が出たかというと、サプリメントのせいかどうかわからないんですが、突然「夜になると眠くなる」ようになりました。それも目があけてられないくらいトロトロになって、12時頃にはベッドに倒れ込んで、なんにも気づかずに熟睡して、早朝に目が覚めちゃうんですけど…それが一週間続いてる。どうしたんだろう、わたし。整体の先生に「夜、すごく眠くなるんです」と言ったら「それが普通です」と言われてしまいました(^^;)
ちなみにわたしが注文したのはタホマ・クリニックというところです。日本語のページもあります。日本からの注文がきっと多いんですね。でも日本語のページを作ってるスタッフは日本人ではないと思います。日本語、なんとなくヘンだから。そういえばスタッフに日本人がいないと思われる理由がもうひとつあります。送られてきたサプリメントの包みにオマケのピルケースがはいってたんですが、このピルケース、フタのところにカタカナで「タホマ・クリニック」って書いてあるんです。このオマケを企画した人は自国語より外国語の方をありがたがる日本人の性質を知らない。つまり日本向けサービスを担当してるのは日本人ではなく、日本語の達者なアメリカ人。と推測したわけです。
タホマクリニックでサプリメントを入手したい人は、日本語のページのリストの中には上に書いたバッファードCとかマルチミネラルとかBコンプレックスのような普通のものがなぜかないので、「商品」ページの「on-line store」と書いてあるグレイのボタンを押して出てくる英語の商品ページで探してください。
99.12.28(火)21:35
- きょう喫茶店で聞いたおもしろい敬語。ウェイターの人が、落ちたジャケットを拾って「お客様、お召し物がお落ちになっておられましたが…」(^^;) でもまじめに仕事をしようという熱意が感じられる好青年ではありました。この新敬語(じゃないって)はいろいろ応用できますね。「お部屋のドアがお開きになっていらっしゃいます」とか。「コンピューターの電源がおはいりになりました」とか〜。
物に敬語は明らかにヘンだけど、これがペットだと微妙ですね。お客のペットに敬語…ペットホテルとかだとあるかも…「ポチくんはたくさん召し上がりましたよ」あ〜、言いそうだな〜。「ポチくんとってもお行儀よくしていらっしゃいましたよ」うーむうーむ。犬猫じゃなくて亀だったらどうだろう。「お客様、先程から亀ちゃんが店内を歩き回っていらっしゃるんですが」かなりの手練れでもこれは言いづらそう。かと言って、かなりディープな敬語を使うような場で、明らかにペットとしてかわいがっている亀のことを「あのお客様、亀が」と簡単に呼び捨てにしにくいのも気分的にわかるし。「あのお客様、亀…(思わせぶりに遠慮がちに一呼吸)…が…」「は、うちの亀が何か?」「は、あの、先程から店内を…(控えめに手で指し示す)」「あら、ほんとだわ。いつのまに外に出たのかしら。ごめんなさい(慌てて回収に向かう)」てな感じで曖昧にぼかしながら逃げ切るですかねー。大変だなー(って、そもそもどんな状況なんだこれは)。
でもこういうことを考えると、日本人っておもしろいなーと思います。おっとりしたおばあちゃんみたいというか。イエスノーをはっきり言えとか、意味もなくニコニコするなとか、語尾を曖昧にするなとか、余計なお世話ーって感じ。わたしは曖昧なものの言い方はわりと嫌いじゃない方かもしれないっていうか、あれなんですよね(←曖昧のサンプル)。まあ少数派(っていうかもしかしたら日本だけなのかも)だから、よその国の人と話す時には国際標準(曖昧さを切って捨て、明快に論理的に話す)に合わせるしかしょうがないわけですが。でも実は「論理的に話す」の方も好きです。気分によって使い分けます。いわゆるバイリンガルですね(←違う)。
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