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 カイの迷宮 98.9.18発売 PCCAX-00013

アンデルセン「雪の女王」のストーリーをモチーフにしたコンセプトアルバム。重厚な感じの歌、切ない感じの歌、かわいい歌、コワイ歌と各種そろっている…のはいつものことだが、どの曲もよくできていて、自分で「会心作!」と思えるものが多い。「作品集」としては最近のアルバムの中でもかなりの出来だと思う。初のCD-EXTRA。

収録曲目……カイの迷宮/花の季節 屋根の上/世界一不幸なトナカイ/壁に映る影/満月ポトフー/カイの迷宮(文字のない図書館)/薔薇の歌/花園の子守歌/花園の子守歌 つづき/カイの迷宮(誰かが笑っている)/岸を離れる日/椅子

 Memories 97.9.19発売 2枚組 PCCA-01124

3枚目のオリジナルベストアルバム。1枚目(「眠れない夜のために」)2枚目(「カントリーガール」)に収録されていない曲で、人気の高い曲、好きな曲、珍しい曲などをセレクトした。コンサートの本番やリハーサル時のテイクがメインで、ピアノを弾きながら歌ったものが多く、スタジオ録音にはない臨場感や勢いがある。谷山は「CDよりコンサートの方がいい」とお客さんに言われることがよくあるのだが、その「コンサートの方が」の部分が生かされたアルバムになっている。

収録曲目……(1枚目)船/ピエレット/ひとりでお帰り/鳥は鳥に/静かに/再会/草の仮面/銀の記憶/ガラスの巨人/アリス/あたしの恋人/LADY DAISY/見えない小鳥/まっくら森の歌/ブルーサブマリン
(2枚目)森へおいで/約束/夢の逆流/海の時間/王国/あやつり人形/ミスティナイト/六月の花嫁/風のたてがみ/小さな魚/おはようクレヨン/冷たい水の中をきみと歩いていく/会いたくて/パジャマの樹/約束の海/ひとみの永遠

 しまうま 96.11.7発売 PCCA-01024

濃厚な感じのマイナー(短調)曲3連発で始まり、後半はがらっと変わってピアノ弾き語りメインのソフトでさわやかな曲が続く。前半はスタジオ収録、後半はホールを借りてのピアノ&歌一発録り。埼玉にある「田園ホール・エローラ」のベーゼンドルファ。美しい音でした。ラストはスタジオに戻って「はじまりの丘」。個人的に非常に好きな歌である。歌いにくいからライブでは歌わないけど。

収録曲目……裸足のきみを僕が知ってる/夜の一品/きみが壊れた/月が誘う/しまうま/ねこ曜日/空のオカリナ/ハーブガーデン/鳥籠姫/はじまりの丘

 漂流楽団 95.9.21発売 PCCA-00801

阪神大震災、地下鉄サリン事件&オウム報道などで世の中がぐらぐら揺れていた頃に書いた歌が多い。歌詞にもその影響が現れていると自分では思うのだが、直接そういうことを歌ってるわけではないので聴く人には関係ないか。多様な色、それも濃い色の歌が集まったカラフルな衣裳箱というイメージのアルバム。

収録曲目……風のたてがみ/真昼の光は嘘をつく/漂流楽団/SAKANA−GIRL/子守歌/楽園のリンゴ売り/DOLL HOUSE/見えない小鳥/ふたり/七角錐の少女

 銀の記憶 94.7.21発売 PCCA-00617

しっとりしたバラード系の名曲(←自分で言うか)が多く、また夜の曲が多い。サウンドも美しく心身にじわっとしみ入るという感じで、季節で言えば秋から冬にかけて、じっくり聴くのがおすすめ。

収録曲目……ひとりでお帰り/銀の記憶/ガラスのラビリンス/かくれんぼするエコー/月見て跳ねる/鏡/月と恋人/夜のブランコ/Miracle/二人目の人類

Image Data Created by Tohru Maruyama


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