- パソコンは1980年から使ってます。
初めてのパソコン(まだパソコンという言葉はなくて、マイコンと呼ばれてた)はPC−8001。
市販のソフトはあんまりなくて、雑誌「アスキー」に載ってたプログラムリストを手でコツコツ打ち込んで、ゲームをやってました。
データの保存はカセットテープにしてました。
そのあとFM77、PC−9801VM2…と、パソコンを替えていきましたが、このFM77とVM2時代が一番楽しかったな〜と思います。
- パソコン通信が個人でも自由にできるようになった1985年、実験運用を開始したアスキーネットや、いくつかの草の根ネットに参加しました。
草の根ネットのオフラインミーティングでマンガ家のすがやみつるさんとお会いしたこともあります。
ニフティサーブがサービスを始めた頃には「な〜んかパソコン通信も大きくなってきちゃってつまんないかも〜」的ナマイキな口をきいたりしてました。
というわけでニフティにはあまり行かず、誰かに誘われて(誰だっけな…)入った日経mixのほうで活発に活動してました。
システム的にもこっちの方が好きだったし、規模が小さめで、面白いメンバーが多かったんです。
トラベル会議の議長(ぜんぜん働かない議長…副議長によりかかりっぱなし)もしてたし、mixで知り合った人たちとは海外旅行、国内旅行、ゲームオフ、飲み会、その他いろんなことをしてました。
今でもその頃の何人かとは友達づきあいがつづいていて、一緒に観劇したり食事したりしてます。
ちなみに谷山の音楽プロデューサー石井AQさんと奥さんは、mixで知り合いました。結婚の発表をネット上で4月1日にしたもんだから、最初は誰一人信じなかったそうです。絶対わざとだな。
- 古くからパソコンを使ってたせいで、マニアのように誤解されることも多いのですが、わたしは常に一般末端ユーザの域を出たことがありません。
ベーシックの独学なんかしたこともあるけど、ほとんど何もできないうちに、飽きちゃいました。
でもパソコン雑誌ではインタビューとか連載エッセイとかで、ずいぶんお世話になりました。
OH!FM(後にOH!FM TOWNS)とPC−fanの連載はずいぶん長く続きました。あれはほんと楽しかったです。
ちょっと変わったところでは、BUG NEWSという辛口文系コンピュータ誌でも、筆名だったり実名だったりしながら、原稿を書かせていただきました。
ちょうどあの頃にアニメ美少女がゲームに登場するようになって、大人っぽい絵が好みだったわたしは(ドラクエも絵がかわいすぎてなかなか手を出せなかった)気に入ら〜ん! という気持ちをこめてネガティブな評を書いた記憶があります。
あの文化がここまでこうなるとは、あの頃は予想だにしていませんでした。
…ごめん、嘘です。ちょっと予感してました(^^;
- 今でもパソコンを一応使っていますが、OSがDOSからウィンドウズになったこと(macはほとんど使ったことがない)、パソコン通信に代わってインターネットが普及してきたこと、ゲームがつまらなくなったこと、この3大原因によって、パソコンは「一応使う」だけのものになっちゃいました。
ゲーム専用機もプレステ2で止まってます。コンピュータゲームの最高峰は「クーロンズゲート」! 空前絶後の大傑作! 心からそう思ってます。
もしこれより素晴らしいゲームが出たら、ぜひぜひわたしに教えてくださいまし。