*** 谷山浩子 Q&A Answers (stage/exhibition) ***

              初版1996/ 9/18
                2022/ 6/20現在

○次のコンサートはいつ、どこで?

コンサート、イベント情報などは 「谷山浩子ニュース」をご覧ください。

○コンサートに行く時の必需品はありますか?

筆記用具は必須です。こんなアンケートが配られますので、浩子さんへのメッセージやコンサートの感想を書きましょう。浩子さんはアンケートを読むのを大変楽しみにしています。アンケートを書くためのクリップボードを持って行くとさらに便利!
好きな歌をリクエストしたい人は、歌詞カードも有った方が良いでしょう。「歌詞カードが無い」という理由でリクエストが歌ってもらえないことがあります。 一定の資金も必須です。いろんなグッズや、CD付きの当日日付入りサイン(あれ?)を売っているからです。

○「101人コンサート」ってどういうコンサートですか?

「お客さんが100人と谷山浩子で101人」という発想で1987年に始まったコン サートです。1997年9月で300回を迎えました。
今後の101人コンサートの予定は 「谷山浩子ニュース」 をご覧ください。(残念ながら2019年現在では募集が行われていません。)

○私も「101人コンサート」を開いてもらえますか?

基本的には誰でも開催を企画できます。詳しくはこちらの ご案内をご覧ください。
ただし東京から見て遠隔地の場合、単発では開催しにくいようです。
残念ながら2012年現在では募集が行われていません。

○青山円形劇場はどこ?

青山円形劇場は2015年2月1日をもって閉館されました。 以下は開館時の案内です。
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渋谷駅と営団地下鉄表参道駅のほぼ中間。青山通り沿い。 青山学院大学正門の斜め向かい。国連大学の隣。 こどもの城の中。青山劇場と間違えないように注意のこと。

青山円形の駐車場情報(By 美夏さん)

駐車場の出入口は敷地の一番渋谷よりにあります。
表参道方面より右折してはいるのは不可能なので
渋谷側からアプローチする必要があります。

利用者からの感想
休日の土曜日に行きましたが、待たずにすぐ止められました。
渋滞は大変でしたが、駐車場は安くて利用しやすかったです。
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○今年は青山円形劇場でのコンサートはあるんですか?

1997年はありませんでした。1998年は9月にありました。
主要都市のホールコンサートと青山円形劇場での101人コンサートスペシャルを1年おきに交互に行ってきましたが、2001年2月のコンサートが「Final」となりました。
2002年からは、新宿駅南口から歩いても数分の全労済ホール「スペース・ゼロ」で「猫森集会」として開催されています。
2014年に青山円形劇場が無くなるという話になり、「猫森集会2013 オールリクエスト in 青山円形劇場」が2013年10月30日と31日に行われました。
その後、2014年には存続していたこともあって、2014年6月26日と27日に「猫森集会2014 オールリクエスト in 青山円形劇場」が開催されました。

○青山円形劇場が閉鎖されたって本当ですか?

本当です。2012年9月28日に所轄する厚生労働省より発表されました。青山円形劇場が入っている「こどもの城」自体が2015年2月1日(日)で閉館されました。 経緯はこどもの城公式ページ「こどもの城の閉鎖について」ページをご覧ください。

○青山のこどもの城では浩子さんの過去のコンサートの様子が見られるそうですね

このサービスは2015年2月1日の青山こどもの城の閉館をもって終了しました。
以下は当時の案内です。
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(hogenasuさんのツイートより)
こどもの城の4階にあるビデオライブラリーでは、ここでしか見られない谷山さんの青山円形劇場での101人コンサートSP(1988年のCプロ)が見られます。
※DVD版とVHS版があります。通常はDVD版をお勧めします。DVD版は同時に2人まで視聴可能。もしDVD版を視聴できない場合でもVHS版なら視聴可能です。
交通アクセス
開館時間
●入場料:入館券(1日券)大人500円
4Fビデオライブラリーの利用方法
●番組番号:青山101人SP(DVD版):24531/(VHS版):13436/睡蓮の花:24392
●青山101人SPの収録曲リスト
 1. 画面1
 2. 画面2(残念ながらMCはカット)
なおここには、ここでしか聞けない「睡蓮の花」という曲が有ります。「睡蓮の花」チュートリアルをご覧ください。
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 このコンサートの様子は、ファンの声が集まったことにより、2015年9月16日にDVD「谷山浩子101人コンサートスペシャル at 青山円形劇場 1988」として発売されました。

○「スペース・ゼロ」(や、青山円形劇場)でのコンサートって普通のコンサートと違うんですか?

違います(きっぱり)。
9〜12日間(2002年以降は概ね8日間)ありますが、3〜4パターンのプログラムが準備されます。その内1パターンは、ほぼ毎年当日会場でのオールリクエストです。
舞台も演奏者が円の真ん中で一番低い位置にいます。席の位置が悪いと演奏中は浩子さんの背中だけを見ることになります。(青山時代はCブロックに当たります。)一部ファンの間では「浩子の背中を見て育つ」と表現しています(^_^;)。
まるでスタジオセッションを見ているかのような演奏を見ることができます。毎年凝った演出で楽しめます。

○「360度型コンサート」って何ですか?

演奏者を中心にして、観客をその周囲360度全部に入れてしまうコンサートです。
つまり、一部はピアノに向かう浩子さんの真後ろの席が存在します。その席にあたった場合、「浩子さんの背中を見て育つ」と表現します。
その始祖となったものは「青山円形劇場」でのコンサート、現在は新宿のスペース・ゼロでのコンサートで行われます。
まるでスタジオセッションを見ているかのような演奏を見ることができます。

○「360度型コンサート」の座席番号はどのようについているんですか?

現在「360度型コンサート」は新宿の全労済ホール「スペースゼロ」で開催されますが、ここでの2004年度における座席表を再現してみました。こちらを(等幅フォントで)ご覧ください。

○「360度型コンサート」もずいぶん長くやっていますね。

2013年9月15日現在で、これまでに新宿スペースゼロでは12年目で12回目(2002〜2013)、青山円形劇場から数えて26年目で22回目(1988〜2013)となります。ただし、1995年、1997年、1999年、2000年は開催されていません。
また、2013年の初日(Aプロ1日目)は通算で181日目となります。

○「概念の猫森集会」って、何ですか?

2020年の「360度型コンサート」である「猫森集会2020」は9月後半に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から「開催見送り」となりました。
それを受けて考え出されたのが「概念の猫森集会」です! 「谷山浩子ファンがカラオケに行ったりフルーツタルトを食べたりワンタン麺を食べたりする概念としての猫森集会」だそうです。(by 鼻野猫太/@hanane_ko氏)
2021年秋ごろからは、調布FMで毎週土曜日21時から放送されている「谷山浩子ノセカイ」の放送と放送中にツイッター上で開催される「謎の集会」を差して呼ぶこともあります。

「放課後の音楽室」ってどんなコンサートですか?

2011年から、ほぼ毎年、概ね6月に東京文化会館小ホールで開催されるコンサートです。浩子さんは歌うことにほぼ徹し、ゲストが演奏する形態です。
これまでのゲストは以下の通りです。(2014年は開催されず。2020年は新型コロナまん延で開催中止)

ゲスト備考
2022小原孝さん(ピアニスト)2回目
2021栗コーダーカルテット2回目
2020栗コーダーカルテット(中止)
2019須藤千春さん(ピアニスト) 
2018吉川忠英さん(アコギ) 
2017tico moon音楽部(吉野友加さん(ハープ)と影山敏彦さん(アコギ)) 
2016佐山雅弘さん(ピアニスト) 
2015岡崎倫典さん(アコギ他)2回目
2013栗コーダーカルテット 
2012岡崎倫典さん(アコギ他) 
2011小原孝さん(ピアニスト 

○時々コンサートで行われる「オールリクエスト」って何ですか?

普通、コンサートで演奏する曲目は開演前に全て(またはほとんど)決めてしまいます。しかし、浩子さんはコンサートの曲目をその場のリクエストで決めてしまうコンサートを行います。
以前は青山円形劇場のコンサートで行いました。2002年の東京のコンサートでも行われました。現在は新宿全労済ホール「スペース・ゼロ」でのコンサートで行います。
この場合、AQさんと斎藤ネコさん(バイオリン)の3人で行うことが普通でしたが、最近は斎藤ネコさんのところに別の方が入ることもあります。
また、ソロ・コンサートを同じ会場で2日間続ける場合、2日めを「オールリクエスト」にすることが多くなってきました。
リクエストの条件は次の通りです。(2014年12月1日修正)

なお、リクエストがコンサート途中のコーナーして行われる場合、コーナー終了後に演奏する予定の曲をリクエストしてもその場では演奏してくれません。(例外もあります。) また、「ノリでリクエストを希望したけど曲が浮かばない」といった場合は隣の人に譲るなどのローカルルールが適用されることがあります。

○「オールリクエスト」ってどんな感じなんですか?

匂坂はゆる(@hayueu_s)さんが2016年9月22日に発表された「谷山浩子オールリクエスト伝説」によると、次のような感じです。

  1. その日その時その場所で観客から受けたリクエスト曲を、どう少なく見積もっても330曲以上ある持ち歌から即興で演奏。ピアノだけじゃなくてサポメンも勿論即興
  2. もちろん照明さんも即興
  3. 持ち歌の楽譜はあっても完全であることはむしろ稀。歌詞しかなかったりコードしか書いてない場合もザラ
  4. サポメン(サポートメンバー、2016年は斎藤ネコさん/violin)が知らない曲の場合は、1コーラスを浩子さんとAQさんだけで演奏し、それを聴いてコードをメモって途中から演奏に参加
  5. リクエスト権を与えられたファンの要求は非常に非情に容赦ない。「○○の××バージョン」まで指定されることも多い。マニアックなリクエストは本人が呻いても会場内拍手
  6. 浩子さんおよびサポメンが忘れてしまっている歌はその場でキーとコードを決める。なのに演奏は合わせてくる
  7. 結局、サポメンが勝手に各々アレンジし出す(笑)
正にこんな感じです。それでも素晴らしいコンサートになるところは奇跡的といえます。

○観客だけが歌うコンサートがあったって本当ですか?

ありました。2019年9月19日の「猫森集会」Cプログラム(オールリクエスト2日め)は、残念ながら浩子さんののどの調子が悪く、ドクターストップとなりましたが、その決定が開場直前だったため、その日に来ていたお客さんは会場に入り、登場した浩子さん、AQさん、(当日ゲストの)佐藤研二さんの演奏で2曲(「終電座」と「ヤマハ発動機社歌」)を観客が歌いました。
取扱上、この日のコンサートは「中止」となっています。

○浩子さんはコンサートで何を飲んでるんですか?

以前はハーブティーで、その時によって中身は変えていました。
(以下、浩子さんのホームページより抜粋)
(コンサート中は)「生活の木」の「ミス・ラベンダー」というティーバッグを使ってます。コンサート中は葉っぱで悠長にいれてる余裕がないので、ティーバッグはすごく助かります。葉っぱでは、同じ「生活の木」の「スカボローフェア」というのを家で愛用してます。
詳しい話はこちらでどうぞ。
「しまうま」にはいっている「ハーブガーデン」と、「生活の木」に関することは こちらをご覧下さい。
2010年現在では「ビタミンウォーター」に変えていたそうですが、その後「ポカリスェットをお湯で薄めたもの」に変化し、2012年11月に一旦「お湯」となりました。
2012年12月現在ではハーブティーに戻りました。ただし「利尿作用の無いもの」に限られます。
2014年10月現在で「カフェインレスの紅茶に成分無調整の豆乳を入れたものを飲んでいます」とのことです。(10月17日の名古屋でのコンサートにおけるMCより)
2015年9月26日のコンサートでは、喉の調子のこともあり、「ハチミツ漬けの大根の汁をお湯で薄めたもの」(ご本人談)を飲まれていました。
2016年の猫森集会で「Hiroko Taniyama Original Blend Tea」が発売され、これに合わせてレシピが公開されました。
(谷山浩子公式ホームページの記事から引用) <谷山浩子のステージドリンクのレシピ>

Hiroko Taniyama Original Blend Teaを熱湯で3〜5分浸出し、ラカントと無調整豆乳を適量入れたホットソイミルクティです。
2019年2月2日のコンサートでは、「スロートコート」というハーブティーで「たまにはちみつを入れたり」とのことです。

○いつもコンサートで一緒にステージに出てくるAQさんって誰なんですか?

AQさんは、アレンジャーであり、キーボードプレーヤーでもあります。フルネームは石井AQとなっていますが、以前は石井"AQ"明でした。
浩子さんとは永い付合いです。実はかなりの高学歴をお持ちです。
詳しくはAQさんのホームページをご覧下さい、着々と進化しつつあります。

○「幻想図書館」ってどんな企画なんですか?

ヤマハのファンクラブ会報によりますと、「あるお話(童話など)をモチーフにした谷山浩子の新しい表現方法でありまして、CDアルバムという形で現れたり、ステージでは少しお芝居の匂いのするものになったり、はたまた書籍という形になったりと、あらゆる所でその形を変えていくというものなのであります。おそらくは、2年に1回くらいのタームでシリーズ化されていくことも予定しております。」(by ポン吉さん)とのことです。
2002年に「幻想図書館Vol.2」が、2005年には「幻想図書館Vol.3」開催されました。
なお、演目はVol.1がアンデルセンの「雪の女王」、Vol.2はルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」、Vol.3はますむらひろしさんの「アタゴオルは猫の森」でした。

○「空間読書の会」ってどんな企画なんですか?

ヤマハのファンクラブ会報によりますと、「文学作品の朗読と音楽とで構成される新しいライブパフォーマンス」とのことです。「幻想図書館」の発展型ということもできますね。
第一回は「第七官界彷徨」(作:尾崎翠)でした。

○「幻想文庫」ってどんな企画なんですか?

これは2つあるようです。
1994年に開催されたコンサート(アムラックスパーティー)で、「車のいろは空のいろ」と題して、東京のアムラックスホールで3日間開催されています。
「車のいろは空のいろ」はアルバム「ねこの森には帰れない」の後半(LPではB面)の基になったお話です。
アムラックスパーティーとは、「グラスを傾けながら楽しむライブ」だそうです。
これとは別に2019年の猫森集会(360度型コンサート)のBプログラムとして行われた「幻想文庫・不思議の国のアリス」もあります。
こちらは「幻想図書館Vol.2」の「不思議の国のアリス」の再演か、と思わせておいて、かなり異なる構成でした。(その時のセットリスト

○昔、浩子さんに関係する展示会が開催されたって本当ですか?

本当です。「谷山浩子展 夏の日に贈る七つのメルヘン」と題して渋谷の東急本店で開催されました。
宣伝文句は「シンガーソング・ライター&ファンタジー作家 谷山浩子の魅力の全て」
 1990年8月のことでした。当時のリーフレット
 資料をいただきましたので、展示会ご紹介ページを作りました。

○昔のコンサートの様子はどうだったのですか?

映像は見つかっていませんが、初期のコンサートの資料を遊夜さんからいただきました。
1977年、アルバム「ねこ猫の森には帰れない」発売直後のコンサート「谷山浩子と7人の仲間たち」に関する資料です。
表紙コンセプト(1)コンセプト(2)内容(1)内容(2)
主催が「日本楽器製造(株)」(今のヤマハ)というところに時代を感じます。

○コンサートでリクエスト禁止の曲があるんですか?

「水の中のライオン」の冒頭を飾る「人形の家」はリクエスト禁止条例が出ていて、その条例は「谷山浩子とともに移動する」のだそうですヽ(^o^)丿 (2021年4月24日のツイートより)

コンサートで演奏された曲を知りたいのですが

浩子さんの公式ホームページの中に「SETLIST(リンク先は2018年分)」というページができました。ここに2003年4月以降のコンサートでの演奏曲が掲載されています。



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